2012年6月
パンケーキ通信 その11
2012/06/26by ピップ
男ってやつは...
2012/06/06by トンガリあたま
何だかハッキリしない天気が続いておりますが、皆さまお元気でしょうか?
今日ご紹介したいのは一冊の本、それも「大山倍達の遺言」という一般的には「大山バイタツ?誰それ?」と言うくらいマイナーな本です。しかしこの本に書かれている大山倍達(オオヤマ マスタツ )はある時期、私にとっては神のような存在でした。皆さまは「極真空手」「極真カラテ」という看板を目にしたことはございませんでしょうか?極真カラテはその激しさから「ケンカ空手」等と言われており、その黒帯を持っていることは男社会では羨望のまなざしを集めることでもありました。じつは私は若かりし頃その極真カラテをやっていた時期がありまして大山倍達はその極真カラテの創始者であります。その当時、世界に1200万の会員を抱える巨大組織であった極真空手の長である大山倍達氏が突然、1994年4月26日にお亡くなりなったことでその後継者を巡る20年近くにわたる権力抗争の歴史がこの本の内容の全てです。何だか生々しい話で恐縮ですが、男の嫉妬の凄まじさ、陰湿さを思い知らされ読み終わった瞬間は正直、ドンヨリとした気持ちになりました。最後まで救い無い内容でしたが、ある意味これこそが男の本質なのかもしれないとも思い、今後の自分の戒めにしていこうと思った次第です。この頃はそんな男たちも草食系男子と呼ばれ穏やかそうなそのそぶりから表面上は欲望の欠片も感じませんが、ホンとのところはどうなんでしょうね。
まぁいずれにせよ旧き男の独り言でございます。。。
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