2011年8月
アルネ・ヤコブセンのカトラリー
2011/08/23by GX750
つい最近「初給料で両親に何をしてあげたか?」という話が社内で出たんです。私は「初給料でお世話になった両親に何かする」という考えすら浮かばなかった親不孝者です。その話をした後、「今度実家に帰るときはおいしい旬の魚でも買って帰ろう!」と思ったものの、そんなこともすっかり忘れて手ぶらでお盆に帰省したバカ者です。これを書いている今、「今度こそ何か買って帰るぞ!!」と思っていますが、三歩歩いてお酒を飲むときっと忘れてしまう大バカ者です。
えー、さて、初給料で何を買ったかは全く覚えていませんが、初めて貰ったボーナスで買ったものは今でも忘れません。何しろ使わないときでさえ棚から出しては眺めて悦に入り、ヨダレを垂らしてしまう宝物です。アルネ・ヤコブセンという人がデザインしたカトラリーです。まずはご覧ください、この洗練された美しさ。

このデザイン、ミニマリズムの極致、普遍性を獲得した時代を超える逸品です。信じられますか、コレ、1957年にデザインされているんですよ。オーマイコーンブって感じですよね。(←知ってますか?)私はまったくもって信じられません。更に驚くべきことに、これはとあるホテル向けにデザインされたものなのです。
小説や絵画とは違い、何かをデザインするという行為にはクライアントの思惑や考え方、好みが多分に反映されますよね。50年代のホテル向けとなると、高級感を出すためにゴテゴテしたデザインが要求される場面があったかもしれません。そこであえてコレ、このデザイン。ヤコブセンのセンスや使いやすさを追求する姿勢はもちろん、いらないものを退ける心の強さ、透徹した意志を感じさせます。芯のしっかりしたものはどんなものであれ、時代に左右されない強さを自然と備えてしまうものなのですね。
舞台で仕事をしていると、大変な数のスタッフが関わっていることに驚きます。多数の出演者やスタッフをまとめあげる人がいるわけですが、やはりそういう方々は何かが違うのですよ。オーラが出ているんです。人柄、知識、話し方、身のこなし、意志、そういうすべてが『オーラ』なのでしょう。最良のものを人々に提供する、その想いは舞台もデザインの仕事も変わらないですね。
今度こそ「両親に何かを買って帰る」という強い意志をもって帰省しよう、そう心に決めて今晩はお酒でも飲もうと思います。
GX750
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パンケーキ通信 その7
2011/08/16by ピップ

ツーキニスト
2011/08/04by トンガリあたま
皆さん、ツーキニストって言葉をご存知でしょうか?これは自転車で通勤している人のことなんです。かく言う私も春頃からツーキニストの仲間入りをしております。私の場合、片道8キロ程度ですので約40分で家から会社にドアツードアで着きます。これは徒歩と電車を組み合わせた時間とほぼ一緒です。天候には左右されますが、通勤電車のストレス等もなく、移りゆく季節を楽しむことも出来たりもします。そしてコレが大事ですが、ダイエット効果もかなりあります。なんたって自転車は有酸素運動そのものですから。まぁイイトコずくめなツーキニストですが、気を付けないといけないのは、やはり交通事故です。車はもちろんですが、歩行者との衝突も近年増加しているとのこと。せっかく良いと思って始めたことですので楽しく長く続けたいものです。皆さんもたまにはのんびり自転車ってのも悪くないかもです!

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